2011年10月22日

Bかみしばい「ぐるんぱのようちえん」

10月20日(木)
 文庫に来る子は少なくても、文庫の前を通って、文庫を覗いて行く子はいっぱい。
「きょうはおけいこがあるの」「じゅくがあるので」・・・と、忙しい子どもたち。
 そこで、玄関先に「ぐるんぱのようちえん」のBかみしばいを掲げました。
 1980年代のまどか文庫の子どもたちが描きました。みんなお父さん、お母さんになっています。
 B紙にかがみこんで一生懸命、何日もかかって、絵本を模写していたことを思い出します。
 クレヨンなので、30年近くたっても、色は変わりません。もっとも何度も使ったので、裾の部分はすれてきていますが。
 今年の豊橋は、なんたって「ぞうさん」の年。だから、「ぐるんぱ」です。

 文庫の前を通る子どもたちに聞きました。
 「ぐるんぱのようちえん」知ってる?
  ほとんどの子どもたちが知りませんでした。20人位に聞いて、知っていたのは二人。
 もっと、もっと、絵本を読んで一緒に楽しむ時間をもちたいと思いました。

 そこで、今度は、このBかみしばいを部屋の中で読みました。
 外をベビーカーを引いたおとうさんが通りかかり、なんと、立ち止まって、覗きこんでくださったではありませんか!うれしかったです。ほんの1〜2分のことでしたが。
 まどか文庫では絵本の貸出も行っています。どうぞご利用下さいね。

Bかみしばい

Bかみしばい

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赤い花と「ピアノ調律師」

10月18日(火)
 まどか文庫を開設当初から応援下さっている方のお見舞いに出かけました。お花を届けるのは初めてです。駅の花やさんで、まっかな花を求めました。その方の趣味はピアノです。出かける時、何気なく目に入った本を本棚から持って出ました。列車の中で読み始めた「ピアノ調律師」M.B.ゴフスタイン作(すえもりブックス)。お花と一緒に、その本も置いてくることにしました。
 じんわりと伝わってくる、この本の魅力。もともとの英語の本のタイトルは”Two Piano Tuners”。Twoとは、主人公の孫娘と調律師のおじいちゃんのふたり。ぐいぐい引き込まれます。すぐに誰かに読んでもらいたいと思ったからです。
 (この本は、豊橋市中央図書館から、借りることができます。)
赤い花と「ピアノ調律師」

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2011年10月19日

10月のお話し会のご案内

 10月お話し会

  皆様のお出かけをお待ちしています。
  お子様もどうぞ。 


 と き:10月20日 午後7時より
 ところ:花園町アーケード内 茶民にて
 プログラム:「犬と猫とうろこ玉」「ならなしとり」「へっぴり嫁こ」
       「カメのこうらはひびだらけ」「7わのからす」

 今月からグリムのお話しは必ずひとつ、プログラムに入れます。
 どうぞお楽しみに。

カフェdeお話会ちらし.doc

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2011年10月14日

「青い黒板」

10月13日(木)
 このところの常連さんは小学4年生のふたりですが、幼児のはるくんが加わり、80代の花園さんまで、年齢の幅が広がりました。今日もだれかが何かを声出して読んでいる文庫日でした。はるくんも次々に絵本を手にして、ミニ松さんに「よんで」と、おねだりしています。今日はいろんな発見がありました。
「読むから聞いて!」と、小学生は順番待ち。あっちとこっちで、読みっこが続きます。絵本だったり、紙芝居だったり、詩の本だったり。その合間に、オルガンの伴奏で歌が始まります。「思い出のアルバム」と3月生まれのはるくんのリクエストで「春が来た」を歌いました。一年生のし〜ちゃんがえほんを読んだ時、聞きながら私は、同じ本を自分が読むときには気づかなかったことを発見。読んでもらう楽しみを逆体験しました。
 詩の本を楽しむとき、今日は背筋を伸ばして〜と、トントンとリズムを付けて、背中をタッチしながらやってみました。詩を自分流の言葉使いで読んでしまったとき、リズムが合いません。一文字が大切なんだなと発見が続きました。
 「青い黒板」(丸山薫作)を、みんなで声を出して読んだ時には、子どもたちには馴染みのない言葉もあって、違った空気が流れました。小さな文庫だからこそ、テレビでは聞かない言葉や音に触れる機会があることも、新しい発見でした。
 文庫を開いた日の夜は、本を読みたくなります。池上久治郎筆「西川町岩根沢春秋ー詩人丸山薫を囲む人々ー」(平成18年発行)を改めて読みました。平成16年7月8日、丸山薫記念館で、池上さんからお話を伺った日のことを思い出しながら143頁にある、「青い黒板」を書き写します。


青い黒板  丸山薫

鉛筆が買えなくなっても
指で書くから いい
ノートブックがなくても
空に書くから いい

算数の式も 読本の字も
図画も綴方の文章も
みんな 指で空に画く
ぼくたちに鉛筆やノートブックの
買える日がくるまで
しずかに空の黒板に向かって
指のチョークで 勉強しよう

空の黒板はひろくて たのしい
日本中のぼくたちが書いても
書き切れないだろう

毎日 雲がまっさおに
それをぬぐってくれる

  

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2011年10月06日

10月6日文庫日一緒に詩「ぞうさん」を読みました。

 今日のお客様は小学生3名。大人は担当の私たち3名と引率のおばあちゃん。9月のにぎわいがうそのようと、ミニ松さん。今日は栄小学校の授業参観があったので、子どもたちの多くは同伴下校。私は1カ月ぶりの当番です。「ぞうさん」の絵本をいっぱい読みたいと思って、まどか文庫の書庫から持ち出した本と図書館から借りた新しい本の中から読みました。
 12月は詩の朗読会が2回あります。さっそく二人の小学生が「丸山薫」詩集を読む会に参加してくれることになりましたので、今日は、まどみちお詩集「ぞうさん」を、一緒に声を出して読みあいました。大人も子どもも全員が、声を出して過ごした2時間。秋の日のなんと短いこと!
 東北の被災地で子どもの図書室の実現に向けて取り組まれている方から、「ひとりの子どものひとつの笑顔をつみ重ねていく」試みの大切さを伝えるお便りをいただきました。とっても励まされました。まどか文庫40周年記念の年、改めて、一人・一冊に心を込めて、一歩一日を楽しんでいきたいと思います。
 

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2011年10月03日

9月のお話会「山にさらわれた人の娘」

 2011年9月22日(木) 19時より茶民カフェにて (参加者:17名)  
 フィンランドのお話「山にさらわれた人の娘」(ウテルダール作)を豊橋おはなしろうそくの会の多田久美子さんが語って下さいました。
 多田さんのお話は、ふわりと始まりました。引き付けられて、聞き入りました。淡々と続いた30分のお話。終わった時、深い時間の中から、ゆっくり戻る時間を大切にしました。あふれる涙が流れている間、司会の仕事を傍らにおいて、そのまま、時に身を任せて過ごしました。
 幼児と小学生の子どもたちも参加した9月のお話会。ひとつのお話が30分という、初めての試みでしたが、ろうそくの会のメンバーの語りを学校で聞いた経験を持っている子どもたちでしたので、存分に楽しむ時間となりました。
 生れたばかりの赤ちゃんのベッドに、もうひとりの赤んちゃんいる!トロルと人間の間に生れた赤ちゃんが!母親はこの秘密を一人で負いながら、ふたりの赤ちゃんを受け入れ、育てる。どちらが自分の子どもで、どちらが自分の子どもでないか、わからないままに時がすぎ、子どもは成長する。何も知らない父親は、二人の子どもを、自分の子どもと思い、慈しんで育てる。
 子どもを育てるということの、喜びと戸惑い。そして、最後にすべてを受け入れていくプロセス。たくさんのことを、それぞれの年齢や経験によって楽しむことができるお話です。
 このお話を聞いて私は、心が軽くなり、心が豊かになり、心が潤うことを体験しました。「お話ひとついかがですか」と、特に、子育て中のお母さん、お父さんへのプレゼントとして、このお話を届けたいと思いました。

  
  

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