2012年07月22日

子どものいのちと人権を考える集い(2)池田信子さん

7月21日(土)10時〜12時 豊橋市生活家庭館第1会議室
   テーマ:「気になる子ども」を支援に結びつけるためのシステムに関する考察
      ー乳幼児期に子育て支援の現場から専門的支援につなげるために必要なことー
   講師:日本福祉大学社会福祉学専攻修士課程2年 池田信子さん
   資料:同上のテーマの中間報告書/「発達障碍」ブームと発達障害を取り巻く環境のはざまで・・・
(NPO法人ほがらか代表 池田信子)/「子ども・子育てビジョン」(平成22年1月29日)
   参加者:5名(うち1名はゼロ歳児)
20120721池田講座.jpg 池田講座

池田講座 池田講座
 学校におけるいじめで命を落とす子どもたちの問題が、連日、新聞紙上で取り上げられています。今日の集いでは、育てにくい・育ちにくい個性を持った子どもを介して、家庭・学校・地域において子どもの人権を考えるきっかけとなった事例を学びました。
 参加者4名は、地域の子育て支援活動に加え、私たちの「直前」の呼びかけで参加下さったCAP、子ども連れのお母さんでした。市内で生産された無農薬茶を使ったケーキと紅茶を頂きながら、和やかに交流。あっという間の2時間は、参加者の経験談をはじめ、今後の子育て支援と生活家庭館の役割についても話し合う機会となりました。
 池田さんは、ご自身の子ども時代、子育て期がとても楽しかった、もう一度やりたい!とまず、話されました。幼稚園教諭のお仕事を始めとして、これまでの経験と実践にさらに研究が加わる多忙な毎日、NOP法人ほがらかの代表をはじめ、保育専門学校、市民館等の子育て講師など、多方面でご活躍中です。また、特別支援連絡協議会の東三河地区の保護者代表として、平成16年から今も委員を続けていらっしゃいます。
 お話しの中で「いじめ」の場面を活かして、家庭・学校・地域社会を構成する子どもと大人が、ともに健全に育つ機会を持つことになった事例が心に残りました。障害を持つ子どもたちを支える健全な子どもたちの存在の重要性について気付かせていただき、今、まさに、必要な視点と確信しました。 
 レジュメにあった「家庭内の子育て機能が、量的にも質的にも弱まっている。」ことも心に残りました。私たちが取り組んでいる地域互助子育て支援活動(ピアサポートと呼べるのではないかと最近考えています)に加え、近年試行を始めた「ホームスタート」活動に、「乳幼児の人権」の面から、今日は、新たな光を投じて頂いたことに感謝しています。
 次回は小・中学校における「人権」問題について話し合う予定です。

 ■今後の取り組みとして以下、計画しています。
第3回 8月 小中学校における人権の取り組み
第4回 9月  青年期における人権の取り組み
第5回 10月 地域における子どもの人権の課題について 
第6回 11月24日〜25日<子ども人権条約フォーラムinあいち>に参加
第7回 12月 条例づくりに関わった経験から
第8回 1月  条例づくりの現場における子ども参加
第9回 2月  条例づくりの行政の関わり/ 再「気になる子ども支援」について
第10回 3月 条例を持つまちの子どもの声を中心に
 皆様のご意見を是非、お聞かせ下さい。




 

子どものいのちと権利を考える集い(1)多田元弁護士講演会

 2012年6月17日(日)生活家庭館 10時半〜12時
 第1回目は、子どもの権利条約フォーラムinあいち(11月24日〜25日)実行委員会の多田元委員長をお迎えして開くことができました。多田先生のお名前は、不登校の子どもたちの支援を通して存知あげておりました。今回、まどか文庫もこの実行委員会に参加させていただいているご縁で、豊橋でのご講演が実現しました。超ご多忙の中、駆けつけて下さり、感謝でいっぱいです。
 生活家庭館の会場には、大学生、教育機関の方、子育て支援関連のお仕事を持つ市民、地域活動をされている皆さんがご参集下さいました。ご一緒に子どもの権利条約の基本、各地の条例(日進市、札幌市)、子どもの人権・権利と参加の権利について学びました。豊橋市に子ども権利条例をと願ってスタートした集いの第1回目ににふさわしい、徹底して「子ども視点」に立つことを、根拠と事例をもとに学ぶ機会となりました。
 ご講演の最後に、多田先生が取り組まれた事例についてお話下さいました。私がこれまでに理解してきた「子ども観」「子ども視点」「子どもと理解」「子どもとの協働」について、新しい出発点に立つ力をいただくことになりました。
 子どもたちの問題解決は、子どもの力を大人の力を合わせて解決に向かうことで進むこと。そのためには、大人の側の子ども理解が重要であること。子どもが自分の力で立ち直っているための大人の支えのあり方について、これからも皆さんと一緒に学び、考え続けて行きたいと思います。
■多田先生のレジュメより
 ・・・青少年は、社会のなかにおいて積極的な役割とパートナーシップを認められなければならず、単に社会化と管理の対象とみなされてはならない。(リヤド・ガイドライン 1990年国連犯罪防止決議)
■参加された皆さんのアンケートから
  参加者18名のうち12名の方から感想を、また、3名の方からは今後の連絡をと、メールアドレスをいただきました。ご協力、ありがとうございました。      
1.実際に子どもの人権を守ろうと仕事で関わっている多田先生の生の声はリアリティがあった心に迫るものがありました。先生が後で後見人になった少女の話はとても印象強かったです。私はまだ大人ではない(ハズッ)けれど子どもでもないので、両方の立場、考え方がわかって複雑でした。わかってあげることが一番大切、ということはとてもよくわかりました。
2.子どもの権利条例は重要だと思っております。
3.今日のお話は自分にとっての第一歩としてこれから勉強していきたいと思います。大変勉強になりました。
4.虐待や引きこもりなど、子どもはいろいろな悩みを抱えていると思います。そのような環境を作ったのは全部とは言えないけど、たいていは大人が原因で、大人たちはもっと子どもの視点に立って、子どもの心の声に耳を傾けてみるべきだと思いました。私はどちらかというとまだ子どもで、今までそういう問題についてあまり考えたことはなかったけど、今日、多田先生お話を聞いて、こうやって子どもを支援する機関があるのだと知って関心を持ちました。こんな大人もいるのだということを、今悩んでいる子どもたちに知ってもらいたいと感じました。
5.不登校の生徒に対して、どのように向かっていけばいいのか。教職を希望する自分にとって、授業でも度々問いあげられるこの問題は、本当に手つかずだった。今日「不登校の子どもの権利宣言」を初めて知ることができた。それぞれの具体的な子どもの思いを知り、とても参考になった。ありがとうございました。
6.大人の無理解によって傷つく子ども。多田先生の作った図の通りに、子どもの心は動いていると思った。
7.今日多田先生のお話を聞いて、子どもの権利条例についてとても興味を持ちました。私は生活環境にも恵まれて、子どもの頃は毎日楽しく生活していましたが、虐待を受けている子どもたちを守ることができる“子どもの権利条例”は少しでも早く世間に広まってほしいと思いました。一番最後に多田先生が読んでいた手紙の内容にはとても感動しました。大人と子どもにはコミュニケーションをとることが、一番大切だということを、改めて実感でき、良かったです。
8.子どもの権利条約は、本当に今に生きて大切なことだと思いました。不登校や虐待などを受けて、そのまま大人になってしまい、罪を犯してしまう人がいると感じます。子どもの権利条約は未来の社会の安定にもつながることだと思いました。
9.自分は子どもの権利とは大人と同じ扱いを要求できるものだと思いました。(略)
10.条例づくりの活動やフォーラムに関心を持ったと、12名全員の方が回答下さいました。(以上です。)
20120617案内ちらし.jpg 多田元弁護士講演会
■「子どものいのちと人権を考える集い」の2回目以降は、「乳幼児」「学齢期」「青年期」に分けて、「人権」を視点をあてて、取り組んでいきます。 
   第2回 乳幼児期の子ども支援について
      日時 7月21日(土)10時~12時
      講師 池田信子さん(日本福祉大学修士2年)
      場所 豊橋市生活家庭館 第一会議室 

2012年05月24日

学生のお姉さんを文庫に迎えて

5月24日(木)晴れ  文庫日(午後3時から5時)
 近くの大学から学生さんが二人、まどか文庫で子どもたちと過ごして下さいました。学生のおねえさんを迎えて、嬉しくてたまらない子どもたち。いっしょに紙芝居を読む、絵本を読んでもらうなど、時間の経つのが早いこと。今日はお母さん一人も絵本読みデビューしました。初めて「読み聞かせ」を聞くという体験をした方もありました。ゆっくり、丁寧に読んで下さるのを聞き、私はちょっぴり早口を反省しました。お迎えのお父さんと保育園から文庫に直行したぼうやは、文庫前の道路でビー玉遊びです。
 常連さんに加え、久しぶりの子どもたちも加わり賑わった一日でした。 

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今年のお話会の日程が決まりました。(6月〜12月)

           ■ 茶民カフェdeお話会 日程  2012年 ■
                カフェdeお話会2012年6〜12月.doc
              茶民カフェは花園商店街にあります。
             http://www.cha-min.com/index2.html

            第17回   6月28日(木) 19時〜
            第18回   7月26日(木) 19時〜
            第19回   8月23日(木) 19時〜
            第20回   9月27日(木) 19時〜
            第21回  10月25日(木) 19時〜
            第22回  11月22日(木) 19時〜
            第23回  12月20日(木) 19時〜
                
              どなたもご自由にご参加下さい。
            語り手として参加ご希望の方、どうぞご遠慮なく。
                  <参加費は無料>

             お話会後のお茶タイム(500円)も、どうぞ。
         
         ■ 詳しいお問い合わせは まどか文庫(渡辺)までどうぞ。■
                 090−8545−8900

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2012年02月24日

2月お話会

2月23日(木)午後7時〜8時半
 今夜のお話会に子どもたち2名、新しい方2名が参加下さり、合わせて15名で過ごしました。カフェdeお話会も2年目、思い切って6つのお話を休みなしで楽しみました。お話を楽しむばっかりの私ですが、語る方が楽しみながら、新しい試みを始めていらっしゃることが伝わってくる会でした。
 <プログラム>
 1.ぬか福と米福
 2.うさぎとひきのもちあらそい
 3.元気な仕立て屋
 4.おいしいおかゆ(グリム)
 5.カエルの王様(グリム)
 6.グツのおつかい
2月お話会
 ■来月のお話会は3月29日(木)午後7時〜
 <プログラム>(案) 〜受付中〜
 「熊の皮を着た男」(グリム) 「7人さきのおやじさま」「天とうさん 金の鎖」

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23冊絵本セットを頂きました。

2月23日(木) 
 東京子ども図書館より、日系ブラジル人の子どもたちの読書活動支援のための日本の絵本のセット(23冊)を頂きました。ポルトガル語の解説も付いています。さっそく来週のまどか文庫で子どもたちに紹介します。まっさきに喜んでくれる子の顔が浮かびます。彼からまた次の子どもたちへと、これらの絵本が広がっていくことを願っています。まどか文庫がある近隣校区(栄・福岡・中野小学校)には日系ブラジル人の子どもたちも多く、利用が進むよう努めます。有難うございました。
(取り急ぎ第一報です。)
東京子ども図書館より